畝の片付け作業
いつもご覧くださりありがとうございます。
今年に入ってから一部の生産者さんの畑で、勉強も兼ねてお手伝いをさせてもらっています。
厳冬期や品目によってはマルチ栽培という方法により生産物を栽培します。
野菜の生育を促進させるために、畝や野菜の株元の土をポリエチレンフィルムなどで覆う栽培のことで、地温の調節・雑草抑制・乾燥防止・病気予防の効果があると言われています。
栽培が終わるとフィルムをはがし、残った生産物の除去、刈払・畑を耕運後に次の作物を育てる準備に入りますが、少量多品種や少人数で栽培を実践されている方にとっては少し面倒な作業です。
冬の時期であれば雑草もゆるやかに成長しますが、春を超え雨量や気温が上昇してくるとあっという間に草で覆われてしまいます。
生育中のお野菜の観察、収穫、水洗い作業、袋付め作業や、数カ所に畑を所有しているとなると移動時間であったり納品先への配達も伴うとあっという間に1日が終わります。
上記の作業をしながら、徐々に収穫後の畝を整理していく。
自然環境に配慮した自然栽培や有機栽培を実践される方にとってはあたりまえの光景ですが、こうした作業を経て美味しい野菜を届けたいと日夜奮闘されていらっしゃる。
販売の現場では、こういった内容を知ることはまずありません。
真摯な姿を見つめることで、丹精込めて育ったお野菜をより愛おしく感じることができます。
今回は、2日間に分けて24m×6列を6時間ほど作業してひとまず終わりました。
この後数回の耕運を経て、秋作のブロッコリーなどの畝に生まれ変わります。
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