北海道・七飯町を訪ねて。
いつもご覧くださりありがとうございます。
先週の恵比寿マルシェ出店後に北海道・七飯町の生産者さんを訪ねてきました。
七飯町は、北海道の玄関、函館市に隣接する小さな町です。
山・海に囲まれ、北海道の中でも気候が本州よりに近い、豊かな自然に恵まれた場所。
あまり知られていませんが、近代農業発祥の地、男爵いも・西洋リンゴの発祥の地としても有名な由緒ある地域です。
七飯町で栽培される生産者さんのお野菜や果物を弊店で新規にお取扱いさせていただくことが出来ないか?
七飯町の山・野原の野草をハーブティーにして都内のマルシェや北海道の店舗等でご紹介されている「大地の天茶」を取り扱いされるgreen樹さんのご尽力により伺わさせていただきました。
今回、2つの生産者さんとお話しをさせていただき、片方のトウモロコシを主力で栽培される生産者さんの畑を拝見させていただきました。
こちらの生産者ではゴールドラッシュ(黄色のトウモロコシ)を栽培されています。
7月終わりから9月頃までの間に管理する畑にて、11度ほど定植する時期を細かくずらしながら収穫が途切れることがないように作付けされているそうです。
画像は、ヤングコーン。本州で見かけるものよりもはるかに大きく、ほぼ小さいトウモロコシといっても過言ではありません。
肝心の甘さ、糖度ですがメロン(16度程度)よりも甘く、平均して18度前後あります。
最近では市場を全く通すことなく、全国からの注文分のみで出荷されているそうです。
その過程では、並々ならぬご苦労や経験を重ねて来られたのだと感じました。
こちらの生産者さんでは、主力のトウモロコシ以外に、トマト、米ナス、モロヘイヤ、ピーマン、栗カボチャなども栽培されています。
毎週伺う神奈川の生産者さんの畝は長くても25m程度ですが、ここのトウモロコシの畑では最大で100mの長さ。
北海道ならではのスケールの大きさを感じます。
トウモロコシは全国のそれぞれの消費者の地域に出荷されますが、それ以外のお野菜については地元のスーパーや生鮮食品を扱う小売店舗にご案内するのが主な形。
北海道といえば、アスパラガス、トウモロコシ、ジャガイモ等を連想する方が多いと思います。
地元の基本野菜は、大手の都内のスーパー、それらは市場を通す形でしかあまり流通がされていません。
配送日数の問題、コストの問題。
品質や味の確かなものでも、産直で取り扱うには高いハードルが存在するのも事実です。
弊店の取組みをご説明した上で、今回伺った畑の生産者さんのトウモロコシ、栗カボチャなど、もうひと方の栽培の主力であるアスパラガスを順次お取り扱いさせてもらえることになりました。
畑にてお話しを伺いながら感じたことがあります。
ご覧いただいているお野菜の顔は美人揃いです。
お野菜と向き合う姿勢、取組み等。
温厚なお人柄をそのまま写したかのようです。
現在お取り扱いさせていただいている生産者さんと遜色のないものである事に喜びを感じつつ、マルシェにご来場される方へ喜んでいただけるものだと確信しています。
今回お会いできなかった果物の生産者さんのプルーン、リンゴ、ブドウ等もご案内できるように継続してお話しをさせてもらうことになっています。
限られた時間内での訪問でしたので、あらためてこの地に戻ってきたいと思います。
今年の夏、秋は七飯町の生鮮食品にぜひ大注目してください!
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